「台本通り」

◆計画通り  文化祭ではエイト君とひと悶着もふた悶着もあった。  クラスごとに出し物をすることになったんだけどね。なんでもエイト君のクラスでは演劇をやることになり、彼は主役に抜擢されたそうだ。  それで私に、稽古の相手を […]

「心変わり」

◆心変わり  それで、そう。エイト君は、本当にひどい奴なんだ。  あれは確か、マジック同好会を立ち上げて間もない頃のことだった。  今でこそ私は奇術で飯を食っているけれど、奇術に魅了されるきっかけを作ったのは、そもそもエ […]

「御曹司の特権」

◆保護  着の身着のままで私は家を飛び出した。  雲間から三日月が顔を出していた。友人の家にお邪魔しようかと思ったが、財布も取らずに来たので電車にも乗れない。結局私は、あてどもなく歩いていた。  すっかり夜の帳は下りて、 […]

「落ちこぼれバラード」

◆虹谷少年  ああ、そうそう。その事件のあった頃、つまり、謹慎を食らった私の代わりに、エイト君が生徒指導室で缶詰になっていた頃だね。  私はエイト君と入れ替わるような格好で、彼になりすまして隣のクラスにいたわけなんだけど […]

「トリプルプレイ」

※本作品にはR-18程度の性的表現が含まれます。18歳未満の方は閲覧をお控えください。 ◆オトモダチ  いつもなら私を置いてさっさと登校してしまうエイト君が、その朝は玄関先で待っていた。道中で虹谷(にじたに)君も合流した […]

「笑顔のマジック」

◆脅迫  私が解放されたのは放課後近くなってからのことだった。  行為が済むと鮫島は、また明日も保健室に来るよう私に言った。  心底から嫌だったが、兄弟を盾に取られては、頷くしかなかった。  悪いことに私は、常日頃から悪 […]

「アブない初体験」

※本作品にはR-18程度の性的表現が含まれます。18歳未満の方は閲覧をお控えください。 ◆悪戯少年  学生の頃、よく保健室に通ってたんだ。  ああ、もちろん体が弱かったとかではないよ。  ………………保健室の先生が、きれ […]